数年前に突然、主人名義で金融会社からの督促状が届きました。
その月の返済予定の数万円が払えなかっただけみたいですが、借入総額をみたら数十万円。
私はそんな借金を知らないし、前に借金はないと言っていたはずなのに。
しかも結婚してから作った借金でした。
すぐに主人を問い詰めました。
ばれると思ってなかったのかひどく落ち込む主人。
落ち込みたくなるのはこっちだ、と思いました。
お金に関しての嘘はとても許せなかったですが、
金額が数十万円だったので返せない金額ではない。
離婚も頭をよぎりましたが、たった数十万の借金で子供が父無しになるのも嫌だったので、
話し合って二人で返していくことを決めました。
それからは私も昼間少しだけ働いていた仕事の時間をのばしてもらい、
夜も9時くらいまで働きに出るようになりました。
夜仕事の場合、子供は定時で仕事が終わる主人に預けました。
正直、寂しがっている子供をみて辛い気持ちはありましたが
その分主人が今まで以上に子供をかわいがるようになりました。
そして気づけば1年もしないうちに返済は終了。
二度と借りないことを約束させました。
うちの場合は金額が多くはなかったから良かったのかもしれません。
それでも、長い時間働くことで私自身もいつも文句も言わず働いている主人の大変さが分かり、
主人も仕事終わってから一人で子供の面倒をみる大変さを分かってくれたらしく
お互いがお互いの仕事(家事も含め)を思いやれるようになりました。
もう借金はこりごりですが、
今となっては、私たち家族が今も仲良く思いやりをもって生活できるのはこの借金があったからかな、と思えるようになりました。
PR|東京の永代供養